1.2.2 電磁波の発生

上述したように、電磁波というものは、波が電場と磁場との振動である。これはマックスウェルが、電磁方程式をまとめた時に、その方程式から導き出したものである。電磁波の存在は、ヘルツによって発見された。また、水素原子から放出される線スペクトルの可視光線については、バルマー(スイスの中学校の先生)が電磁波発生のメカニズムを発見した。それが、2つのエネルギー順位の電子の遷移によって起こる発見につながっている。

赤外線、可視光線、紫外線および、X線については、以上のようにして、電子により発生する。しかし、γ線は原子核から発生する。これがいわゆる、原子核のγ崩壊である。

光を含めて、電磁波というものの発生の仕方は波長により、少し異なるようである。

電磁波は、電化製品、OA機器などから生じる電場と磁場が時間的・空間的に変化しながら生じる波のことで、コンピュータでは主にディスプレイから発生する。電磁波による人体への悪影響などが指摘されている。

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 太陽から発せられた電磁波は、地球に届くまでに波長が伸びる。これは、太陽の重力と地球の重力が違うことに起因するもので、アインシュタインの相対性原理で証明された時間と空間の歪み(曲がり)を示している。

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